最近、ふるさと納税という言葉をひんぱんに目に耳にするようになりました。
なんとなく聞いたことはあるけど、「ふるさと納税って何？」という感じで、その言葉の意味についてはまだ知らない人が多いのではないでしょうか。

ふるさと納税という言葉から、税金に関係のあるものと認識している人も多いようですが、簡単に言えば、自治体への寄付金のことをいいます。
おもに個人を対象とした制度であり、2000円を超える寄付をした時に、住民税の約2割について還付される制度、これがふるさと納税です。

個人が寄付を行う対象となるのは、その人が住んでいる市区町村に限らず、自分が応援したいと思っている自治体であればOKです。
たとえば、以前住んでいた地域や思い出の多い場所、関心の高い地域などの自治体など、自分が住んでいる地域とはまったく関係がない地域でも寄付をすることが可能です。

ふるさと納税は、わかりやすく言えば、個人住民税制度の一環として、地方自治体に任意で寄付をした金額について、税額が控除される制度です。

ふるさと納税について、まだまだなじみが薄いためいまひとつピンとこない人も多いようです。
この制度は、個人を対象としており、法人は対象外となっていますが、ふるさととの新たな関係を築くための制度であり、地域に貢献することによって、地域の発展に役立てられると言って良いでしょう。

ふるさと制度にはまったく関心がない人も、誰でも心に残る思い出の風景や住み慣れた場所、子供の頃に住んでいたけど、今はその土地から離れている人も多いと思います。
そのような地域の自治体に寄付をすることによって、税金の控除対象となりますので、確定申告の手続きをすれば、還付されます。

つまり、ふるさと納税による寄付をした人は、確定申告の手続きを行う必要があるということです。
地域に貢献するとともに、税制上の優遇措置が受けられ瑠野が問題ふるさとの税の魅力のひとつですね。